歌は生きる力！

合唱祭を目前に控えた2月18日の練習を最後に、新型コロナウイルス感染防止のため練習休止となって4ヶ月。

公民館の休館、緊急事態宣言発令、合唱祭中止…そんな中でも、う・ららはじっとしていたわけではありません。

3月末から、練習用動画をほぼ毎週配信。自宅でしっかり声を出して歌えるかどうかは別として、少しでも「歌う気分」を味わい鬱々とした日常から解放されれば、それはもう「合唱の力」です。

5月からは、3回にわたってzoomを利用した「ずーむ・らら」開催。あれれ…声が聞こえない…画面が固まった…等々のアクシデントもまた楽し。全員参加とはいかなくても、顏を見ながらおしゃべりしたり、歌ったり。と言っても、同時には歌えないのでひとりずつ声を出したり、順番を決めてリレー方式にしたり、工夫しながら楽しみました。

そしてついに6月23日！　市内在住者限定が解除された公民館に集まり、ミーティングと秘密のプロジェクトの準備作業と、久々の練習をしました。マスク越しにおそるおそる出して沈みがちだった声は、みるみるうちに生き生きと混ざり始め、いつものカノンと新曲の音取りに少し取り組み、満面の笑顔での解散となりました。

集まって歌うことのリスクはもちろんあるけれど、部屋いっぱいに広がれば十分なソーシャルディスタンス。これは少人数の強みです。消毒や換気などの対策を講じながら、これなら何とか練習できそうという実感と、次回練習までのエネルギーをしっかり蓄えた2時間でした。